こんにちは、赤井ひろ美です。
前回の記事自己肯定感を高める努力はもうやめように、うれしい反響をいただきました。やはり、自己肯定感や自尊心のことで悩んでいる方は多いですね。
自己肯定感について語るなら、もうひとつ、どうしてもお伝えしておきたいことがあります。それが「自己肯定感低い詐欺」です。
こんなやりとり、ありませんか?
「私、見た目にも自信がないし、特別な才能もないし、自己肯定感が低くてダメなんです!」
「そんなことないよ。あなたはかわいいし、仕事もできるし、とっても魅力的だよ?」
「そんなことありません! 私、本当にダメな人間なんです! だからみんなに嫌われるんです!」
(以下、無限ループ)
一見、自己否定がすごくて、自己肯定感が低いように見えますよね。
でもよく見ると、自分と合わない相手の意見は全否定して、自分の意見「だけ」を信じています。「自分をダメだと思っている自分」を、全力で肯定しているのです。つまり、自己肯定感はとても高い。ただ、向きがネガティブなだけなんです。
私もやっていました
ここまで極端でなくても、似たようなことをしている人は結構いると思います。私もやっていました。
周りがいくら褒めてくれても、私の魅力を伝えてくれても、「いやいや、見かけ倒しなんですよ。実際は全然そんな人間じゃないんです」と返していました。そう言っているほうが安心だったんです。
自分に魅力があると認めてしまうと、何か危険やデメリットがある。そんな設定が入っているので、無自覚のうちに防御しているのですね。
だから表面上は本人も悩んでいて、人に相談したり、お金を払ってカウンセリングに通ったりもします。でも、「ダメな自分でいることのメリット」を握りしめているうちは、変われません。
そこを手放さないと、何をしても、どれだけお金をかけても、同じようなことで悩み続け、一瞬で解決してくれる魔法のような方法を探し続けることになります。(そんなものはありません。)
まずは気づくだけ
まずは、気づくだけでいいのです。「私、それやってる!」と気づけたら、やめることができます。そうしたら、変われます。
悩んでいるふりをして相談しながら、心の奥底では変わる気がなく、同情や励ましをもらうことで自分の存在価値を保つ。自己肯定感が低いと見せかけて、同情や励ましというメリットを受け取る。まさに「自己肯定感低い詐欺」です。
これに気づいたとき、私は恥ずかしくて叫びたくなりました。かっこ悪い私! 本当にごめんなさい、という気持ちでした。
ちなみに、こういうタイプの人に「そうだね、あなたはダメな人間だね」と同意すると、「ひどい!」となります。「わかってもらえてうれしい」とは決してなりません。こんな相談を持ちかけられたら、そっと距離を置くことをおすすめします。
私はこういう性格なので、剛速球のストレートでバッサリ斬りますけれどね。(ただし、やわらかく。)
自分の「ダメな私でいるメリット」に向き合ってみたい方は、幸せマインドコンサルティングへどうぞ。
