『ありのままでいい』
『ありのままの私で愛される』
とてもよく聞くフレーズですよね。
ディズニーの映画『アナと雪の女王』でもその歌詞が使われた歌が大大大ヒットしたのは記憶に新しいところです。
「あなたはあなたのままでいればいいんだよ。」
そんな言葉に救われた人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
かくいう私もその1人です。
今回は「ありのままで愛されるポイント」について考えていきましょう。
”ありのままの私の魅力”を磨く
何も努力する必要なんてなかったんだね~。
確かに『ありのままの私』でいいんだけど
素のまま本能のままってことじゃないよ!
じゃあ畑から抜いた大根をそのまま丸かじりできるよね?
だって大根が好きなんでしょう?
それがありのままの大根じゃん。
なんて言われたらどうですか?
私も大根は大好きですが、丸ごとの大根をそのままドンと出されても食べようとは思えないです。
『ありのままでいい』というのは大根がジャガイモになろうとしなくていいってことです。
大根という素材を美味しく食べるために、洗う、切る、煮る、炒める、漬ける、おろす、など手間暇をかけてお料理しますよね?
それが『自分の魅力を磨く』ということです。
自分の魅力を知ってそれを磨くのね!
自分の特質を根こそぎ変えようとするんじゃなくて、
自分が元から持っている魅力をピカピカに磨いてより輝かせるだけ!
あなたの持って生まれた個性、特質はなんですか?
その個性を心地よく過ごすために役立てるとしたら何ができますか?
あなたのチャームポイントはどこですか?
より良い気分になるにはどんなお手入れをしますか?
どんな髪型でどんなメイクをしてどんなお洋服を身にまとい、どんな振る舞いをしますか?
自分を知らないと自分の魅力もわからないもんね。
自分をよく観察して『ありのままの私の魅力』を磨きましょう。
自分以外の誰かになろうとしない
愛されたい(つまり今は愛されてないと思っている)人の多くに共通する思考があるんですけど、こんなことを考えたことはありませんか?
「今のままの私じゃダメだから変わらなきゃ!」
「〇〇さんみたいになればきっと愛されるはず!」
愛されてる人と同じになれればボクだって。。。
陥りがちなこじらせポイントですよ!
これは現在の自分を否定して、一見幸せそうに見える別の何か、別の誰かになろうとしているんですね。
今の私じゃダメだ!
こんな私じゃダメだ!
と一番身近な自分が自分のことを常に否定して責めているわけですから、それはそれは苦しいです。
私も不幸グセの真っただ中にいる時には、いつも自分と誰かを比較してできていない部分を責めては落ち込んでいました。
誰かの素晴らしいところを誉めるのではなく、なぜ自分はそうなれないのか、どうしたらその人みたいに愛されるのか、考えるのはそればかり。
そこを克服しないと理想の人生は送れないと思い込んで必死に努力していたんです。
でもその間愛されていることを実感することも幸せだと思うこともありませんでした。
なんて言われてその人のこと好きになれますか?難しいですよね。
好きな人には自分の大好きな人やモノを勧めたいですよね。
自分についても同じです。
あなたはあなたのまま、ありのまま、そのままでいいんです。
ありのままの私で愛されるためには、まず私たち自身がありのままの自分を愛しましょう。
自己否定することをやめて、このままのありのままの自分を認め受けいれることは愛され幸せになることへの第一歩です。
今すぐやめようね!
自分以外の人間のありのままを尊重する
『ありのままの私』を自分が受け容れて愛することと同じように、周りの人の『ありのままのあなた』も尊重しましょう。
自分の希望や考えを伝える時にどんな言葉を使うか、どんな語調で、どんな態度で伝えるのかということに意識を向けましょう。
もっと自由にありのままで行きなよ!
そんなんじゃダメだよ~、幸せになれないよ!
努力するからキライにならないでね。
相手の個性や人格を否定する言葉や態度になっていないでしょうか?
自分の気持ちや想いが相手に伝わる言い回しでしょうか?
逆に相手を尊重しようとしすぎて、顔色をうかがったり媚を売ったりする態度になっていないでしょうか?
そう意識することで、お互いに心地よく同じ時間と空間を共有できるようになった相手には自然と好意を持ちますよね。
ありのままでお互いに愛し愛されることができたらとてもステキですね♡
まとめ
「ありのままの私で愛される3つのポイント」いかがだったでしょうか?
1.”ありのままの私の魅力”を磨く
2.自分以外の誰かになろうとしない
3.自分以外の人間のありのままを尊重する
この3つのポイントを押さえて、ありのままの私のままより愛し愛される関係性を築いていきましょう。
先日Twitterでこの『ありのまま論』について意見を投稿したところ、予想以上に反響があったのでブログでもご紹介しておきますね。
《ありのままでいい》っていうのはゴボウが大根になろうとしなくていいよってことであって、決して畑から抜いたゴボウをそのまま丸かじりしてもらおうって話ではないよね。
キンピラとか煮物とか豚汁とか美味しく食べてもらえるお料理になる工夫なり努力なりは必要でしょう。
男女ともにね。
みんなこの『ありのまま論』について悩んでいたんですねぇ。
『ありのままの自分』について、さらに深めたい方はこちらのセッションがおすすめです。
ではではまた♪
この記事へのコメントはありません。