こんにちは、赤井ひろ美です。
感情は、心から湧いてくると思っていませんか? 実は、体から生まれているんです。まず体に変化が起きて、そのあとに感情が出てくるのです。
遊園地で気づいたこと
私がそのことに気づいたのは、小学5年生くらいのころでした。
絶叫マシンが大好きで、遊園地に連れて行ってもらうと、船が大きく揺れるアトラクションばかりくり返し乗っていました。
そんなある日、いつものように乗ったら、急に怖くて怖くてたまらなくなったんです。たまたまかなと思って何度か乗ってみても、やっぱり怖すぎて気分が悪くなる。「なんで? あんなに楽しかったのに!」と、頭の中はハテナでいっぱいでした。
何回目かの挑戦中、本当に怖くて、もうダメかもしれないと半泣きになったとき、ふと首と肩が痛いことに気づきました。怖さで体にガチガチに力が入って、緊張が続いたせいで痛くなっていたのです。
そのとき、なぜかふと思いました。「体の力を抜いてみよう」。
動き続けるマシンの上、怖さの真っただ中で、それはとても勇気のいることでした。でも、安全バーがあるから大丈夫と自分を奮い立たせて、ふーっと息を吐きながら、思い切って体の力を抜いたのです。
その瞬間、怖さが溶けるように消えていきました。怖さでいっぱいだった心に、楽しさがよみがえってきたのです!

驚いて、そのあと何回か試しましたが、「体に力を入れると怖くなる」「体の力を抜くと楽しくなる」は、毎回同じでした。
そのころはまだ「感情」という言葉は使っていなかったけれど、「体で気持ちが変わるんだ」ということがわかったのです。
怒りより先に、体が反応している
その後も今まで、たびたびそれを実感しています。
たとえば、理不尽な言葉をぶつけられたとき。まず頭がカーッと熱くなり、心拍数が上がってくる。「おっ、私の中に怒りが芽生えるかな?」と観察していると、直後にぐわーっと怒りが湧いてくる。そんなことはよくあります。怒りという感情より先に、体に変化が起きているのですね。
体にもアプローチするほうが早い
感情をコントロールするために、心のケアを学んだり、アファメーションをしたりすることもあると思います。それも効果がないわけではありませんが、そればかりでは遠回りです。こじらせると感情にフタをしてしまい、限界が来るまで気づかないこともあります。
感情の発生源である体にもアプローチするほうが、確実で早いのです。そのためには、自分の意識が体としっかりつながって、仲良くしている必要があります。それが「土台づくり」です。
続きは感情は肉体から生まれる②で。
